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第一三共 日本で10~12年度発売予定製品 計510億円の売上見込む

公開日時 2010/05/14 04:00

第一三共の庄田隆社長は5月13日、東京本社で開いた2009年度決算説明会で、10~12年度までに日本で発売を予定する新製品で計510億円の売上げを見込んでいることを明らかにした。この期間の主な発売予定の新製品は▽経口抗Xa阻害薬エドキサバン▽インフルエンザ用薬ラニナミビル▽アルツハイマー病用薬メマンチン▽癌骨転移用薬デノスマブ――で、同社は大型品に育成する方針を掲げている。

同社は3月に10~12年度まで3ヵ年の第2期中期経営計画を公表した。最終年度となる12年度の売上目標は1兆1500億円、09年度実績比で1979億円の増収を計画しているが、庄田社長はこの日、増収や減収の要因を説明した。最も大きい増収要因は子会社ランバクシー社のプラス1230億円。これに次ぐのが日本で上市予定の新薬群の売上で、同社にとって日本市場の重要性がより増すことになる。次期社長に内定している中山讓治副社長も12日の社長交代の会見で、「(第2期中期経営計画では)基本的にグローバル展開を掲げているが、その中の大きなセグメントは日本であり、とても重要なマーケットだ。日本を代表するナンバー1カンパニーを目指す」と話していた。

他の増収要因は米国子会社DSI(プラス450億円)、欧州子会社DSE(プラス290億円)、オルメテックなど国内医薬既存品(プラス210億円)など。一方、主な減収要因は10年度と12年度予定の国内薬価改定(マイナス590億円)、海外で特許が切れる合成抗菌薬レボフロキサシン(マイナス280億円)など。

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