メディパルHD・長福氏 メーカーと医療施設の間に新薬加算品目で認識差ある
公開日時 2010/11/05 04:01
メディパルホールディングスの長福恭弘常務取締役営業戦略本部長は11月4日、11年3月期第2四半期(4-9月)決算発表説明会で、新薬創出加算品について、既に取得した品目については、同社では以前から総価取引から除外してきた経緯もあり理解されているとの認識を示す一方で、メーカーがこれから加算を取得しようとしている製品については、「メーカーの思いと買い手の思いが合っていないのが現状」と指摘した。この状況の打開について、「単品総価取引をせざるを得ないのが交渉の実態」と述べた。単品総価は、総価に見合うように、主に加算品や特許品以外のところで個々の製品の価格を設定するもの。