転職サービスのDODAは12月８日、10-11年版職種別平均年収ランキングを発表した。MRは２万円減の599万円で６位だった。

これはDODAサービス登録者（09年８月～10年７月まで）のうち25～39歳の約３万5000人（平均30.9歳）を対象に59職種を集計したもの。発表によると、08年秋のリーマンショックの影響を引きずり、平均年収は３年連続の減少の６万円減の450万円。36職種で平均年収が減少し、エンジニア系職種の下落が著しかったという。MRは前年調査では増収で８位だったが、今年はわずかに減収したものの、全体的なの地盤沈下もあり６位となった。

トップ３は次のとおり。
投資銀行業務891万円（11万円増、前年１位）
運用会社（ファンドマネジャーなど）654万円（193万円減、同２位）
コンサルタント607万円（増減なし　同６位）

トップ10は順位変動はあったものの、前年調査と同じ顔ぶれ。前年比で増収となったのはトップの投資銀行業務のみ。なお、前年から集計対象となった福祉・介護職は１万円減の369万円で最下位だった。