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タバコを吸わない女性の8割 結婚相手に吸わない男性選択 ファイザー調査

公開日時 2011/02/08 04:01

婚活するには、まず禁煙?―― ファイザーは2月7日、タバコを吸わない女性の81.3%が結婚相手にタバコを吸わない男性を選択するとの意識調査結果を発表した。日本では女性の約9割が非喫煙者といわれており、同社は「非喫煙女性の8割以上が『タバコを吸わない人』を結婚相手として支持するなど、今後の結婚を視野に入れる喫煙男性にとっては厳しい結果となった」とコメントしている。

同社は2月14日のバレンタインデーを前に「男女の恋愛・結婚における喫煙意識調査」を実施した。調査対象は20代~40代の男女各600人、計1200人(喫煙者及び非喫煙者が各年代・各性別で100人ずつとなるよう設計)。調査はインターネットで実施した。

「恋人として付き合うならどちらの人を選ぶか」と聞いたところ、「タバコを吸う人」との回答割合は男性1.3%、女性8.7%、「タバコを吸わない人」との割合は男性62.0%、女性43.3%となった。さらに非喫煙者だけに絞ると、「タバコを吸わない人」の割合は男性83.7%、女性74.0%と上昇した。次に、「これから結婚相手を選ぶなら、どちらの人を選ぶか」と尋ねたところ、「タバコを吸わない人」との回答割合は男性66.3%、女性50.7%で、非喫煙者に絞ると男性86.7%、女性81.3%と高い数値となった。なお、喫煙が「かっこいい」「クール」などポジティブに受け止めている人は、非喫煙者のうち男性5.7%、女性8.0%に留まった。

同社は、「恋人あるいは結婚の対象として見られる場合、男女とも喫煙習慣が不利に働きやすく、特に非喫煙者から見られる場合はよりその傾向が高まることがわかった」としている。

◎禁煙方法 2位に禁煙外来ランクイン

「これから付き合う恋人や結婚相手が喫煙者の場合、あなたはどうするか」との質問に対しては、喫煙者では「気にしない」との回答が男性57.0%、女性79.3%と最も高い割合になった。一方、非喫煙者では「禁煙してほしいと言う」の回答割合が最も高く、男性が35.7%、女性が47.0%。更にこの回答に「禁煙させる」「禁煙しないと付き合わない」といった禁煙を促す行動まで加えると男性75.3%、女性74.0%となり、どちらか一方のみが喫煙者の場合は4組のうち3組が禁煙挑戦の話し合いがもたれることが示唆された。

次に禁煙を求めるとの意向を示した男性391人、女性313人に、そのきっかけを聞いたところ、喫煙者・非喫煙者に関わらず、また男女とも、「妊娠・出産」と回答した人が最も多く、喫煙男性71.3%(92人/129人)、喫煙女性69.4%(43人/62人)、非喫煙男性53.8%(141人/262人)、非喫煙女性64.5%(162人/251人)――となった。

薦めたい禁煙方法では、「自分の意志のみ」が最も多かったものの、次いで「禁煙外来を受診」となり、喫煙男性24.8%(32人/129人)、喫煙女性29.0%(18人/62人)、非喫煙男性24.8%(65人/262人)、非喫煙女性25.1%(63人/251人)――だった。これまでに同社が実施した禁煙方法に関する調査では、「自分の意志のみ」「薬局で買える禁煙補助剤を使う」「禁煙グッズを使う」「飲食物で紛らわす」と続いた後、「禁煙外来を受診」となっており、禁煙外来の認知が高まったことも今回わかった。
 

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