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協和発酵キリン ARQ197で非小細胞肺がん対象のアジア共同フェーズ3試験開始

公開日時 2011/08/11 04:01

協和発酵キリンはこのほど、進行または転移性の非小細胞肺がんを対象としたARQ197(一般名:tivantinib)の国際共同フェーズ3試験を始めたと発表した。試験実施国・地域は日本、韓国、台湾。同試験はARQ197とエルロチニブ併用群と、プラセボとエルロチニブ併用群を比較する無作為化二重盲検比較試験で、主要評価項目は全生存期間としている。目標症例数は460例だが、実施国ごとの症例数は非開示。試験期間は8月から2013年12月を予定している。

今回の試験は、前治療歴のある進行・再発胃がんを対象とした日本及び韓国で実施中の国際共同フェーズ2試験に続くものとなる。ARQ197は協和発酵キリンにとって初の国際共同治験を実施した開発品。

ARQ197は米国アーキュール社が創製したc-Met(受容体チロシンキナーゼ)を選択的に阻害する経口投与可能な分子標的薬。c-Metは肝細胞増殖因子受容体で、広範な固形がんで高発現・活性化しており、その発現は腫瘍の浸潤や転移に関与し、腫瘍の悪性度と相関していると報告されている。協和発酵キリンはアーキュール社から2007年4月に、ARQ197の日本、中国、韓国、台湾での独占的開発・販売権を取得した。

 

 

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