GE変更不可処方せんが全体の2割強 日本保険薬局協会調べ
公開日時 2011/09/14 04:02
日本保険薬局協会は、会員に対し後発医薬品(ジェネリック、GE)の使用状況について調査し、その概要を発表した。2619薬局が回答し、応需した処方せんのうち、GEへの変更不可のサインのある処方せん枚数の割合は前回(10年11月調査)より1.6ポイント増の23.1%。増加傾向にある。一方で、GE変更可の処方せん割合も2.6ポイント増の60.0%で、増加傾向にある。同協会は、今回回答薬局数が増えた上、大手の回答も増えたことが影響したとの見方をしている。
変更可処方せんのうち実際にGEに変更した処方せん枚数の割合は1.1ポイント増の38.5%。これも増加傾向にある。
また、調査では一般名処方が導入された場合の対応についても尋ね、59.2%が対応可能と回答した。分からないが36.8%、対応不可能は4.0%だった。