キョーリンリメディオ ルポック点眼液の自主回収 成分含量が下限下回る
公開日時 2012/01/27 04:00
キョーリンリメディオは1月26日、同社が製造販売元の結膜炎などに用いるルポック点眼液0.1%(一般名:プラノプロフェン)の自主回収を25日から始めたと発表した。一部ロットで有効成分の含量が承認規格(93.0~107.0%)の下限を下回っていたことが判明したため。原因と影響の及ぶ範囲が特定できなかったため、09年2月12日の出荷以降の使用期限内の全ロットを回収することにした。
回収製品による健康被害リスクは「製品の使用等が、一時的な若しくは医学的に治癒可能な健康被害の原因となる可能性があるか又は重篤な健康被害のおそれはまず考えられない状況」とされる「クラス2」。健康被害の報告は受けていないという。