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12年下半期 スペシャリティ領域でファーストインクラスの新薬登場へ

公開日時 2012/07/02 04:03

ミクス編集部は、製薬企業63社に対するアンケートなどで新薬パイプライン(後期開発品)の状況を調査し、今年下半期の上市予定新薬の予想を試みた。全プロジェクト数は581。そして、それらの市場性と革新性を加味し、カテゴリー別に分類し、それぞれのインパクトや市場の変化を分析した。下半期にはがんや痛み、希少疾患などスペシャリティ領域の新薬が数多く登場するのが特徴。詳細は7月1日発売のMONTHLYミクス7月号に掲載する。7月号詳細は→こちら

 

今年下半期に上市が予定されている新薬には、マーケットサイズの面から期待される新薬としてDPP-4阻害薬テネリグリプチン(田辺三菱/第一三共)やCOPD治療薬ホルモテロール(アストラゼネカ)などがある。両剤とも競合の激しい(激しくなりつつある)市場だが、患者数の増加とともに成長しており、各社が市場浸透に向けてどのようなプロモーション戦略を展開するかがみどころ。

 

そして、特に注目を集めそうなのが、がんやCNSなどのスペシャリティ領域の新薬。これらには、前立腺がん治療薬デガレリクス(アステラス製薬)、腎細胞がん治療薬アキシチニブ(ファイザー)などがある。デガレリクスはアステラスの抗がん剤の第1号の製品。がん専門MRは置かず、重点領域の泌尿器領域での活動の実績や強みを生かし、武田薬品(リュープリン)やアストラゼネカ(ゾラデックス)といった強豪に対し、いかにして市場浸透を図るかが注目される。

 

超ニッチ領域の難治がんなどの新薬も、新薬ラッシュになりそうだ。軟部肉腫治療薬パゾパニブ(GSK)、慢性リンパ性白血病治療薬オファツムマブ(GSK)などがある。これらはファーストインクラスの新薬であり、これまで治療薬のなかったか、あっても根治が難しい疾患のため、医療ニーズの高い新薬として位置づけられる。


 

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