【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

母親の介護 強い心配を持つも4人に1人は予防はせず

公開日時 2012/07/13 04:00

日本イーライリリーは、高齢の母親を持つ女性(45~60歳)4700人を対象に、母親の介護に関する調査を行った。それによると、母親を介護することになった場合に自分自身が心配なことは「生活のスタイルを変えなけれはならない」「精神的な負担が生じる」がいずれも約6割から上がり、次いで「経済的な負担負担が生じる」で、強い心配を持っていた。それに対しどう介護予防策をしているかを尋ねたところ、最も多いのが医師への定期受診、適度な運動で共に約4割だったが、4人に1人にあたる25.7%は「特になにもしていない」という回答だった。

要介護に陥るきっかけとなる骨折だが、調査では、見過ごされやすい腰痛と骨折との関係についても調査。腰痛や腰の曲がりには骨粗鬆症に伴う椎体骨折の可能性かあるという。調査によると、腰痛について77.6%が年齢によるものとの認識で、骨折のおそれがあることを知っているの4.2%だった。

この調査結果について鳥取大学医学部の荻野浩教授は、「腰痛や腰の湾曲に気付いたら、早期に専門医の診断を受けるよう勧めることが重要。要介護になると、娘世代の生活や精神的負担は高まるので、ぜひ早い段階で、高齢の母親の健康状態を把握し、適切な検査・治療が受けられるよう、ご家族でサポートいただきたいと思う」とコメントしている。


 

プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
関連ファイル

関連するファイルはありません。

【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(2)

1 2 3 4 5
悪い   良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事

一緒に読みたい関連トピックス

記事はありません。
ボタン追加
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー