ノバルティス 免疫抑制剤ネオーラル、サンディミュン 小腸移植の拒絶反応抑制の効能追加
公開日時 2012/08/22 04:02
ノバルティスファーマは8月20日、免疫抑制剤ネオーラル10mgカプセル、25mgカプセル、50mgカプセル、内用液10%と、サンディミュン点滴静注用250mg(いずれも一般名:シクロスポリン)について、「小腸移植における拒絶反応の抑制」の効能追加の承認を取得したと発表した。サンディミュンは点滴静注にのみに効能追加。
小腸移植は、感染症などの発現リスクも高く免疫抑制療法の管理が難しいとされ、小腸移植の適応を取得している免疫抑制剤は、他の臓器移植の適応取得に比べると限られていた。
両剤は、臓器移植においては、すでに腎臓、肝臓、心臓、肺および膵臓における拒絶反応の抑制の適応を持っている。