アルフレッサ 高度温度管理物流を開始 増加する抗体医薬、バイオ薬に対応
公開日時 2012/08/30 04:01
アルフレッサホールディングスはこのほど、高度温度管理物流事業を開始したと発表した。厳格な温度管理が必要な抗体医薬品やバイオ医薬品が増加する傾向に対応する。
アルフレッサが、北海道エリアはモロオと、九州エリアは富田薬品と、「物流業務に関する業務提携契約」をそれぞれ締結し、その他のエリアについてはアルフレッサグループ会社を活用し、事業の全国展開をする。
1~30度の常温品、2~8度の冷所品、-20度の冷凍品まで、あらゆる温度帯における長時間の保冷配送が可能。医薬品および治験薬向けに新たに開発した高機能保温ボックスと、長時間、一定温度の保持が可能な高機能保冷剤(アイ・ティ・イー株式会社製「アイスバッテリー」)を用いるほか、正確なデータ記録を行う。これにより専用車両を用いず配送ができる。