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GSK ワキの重度多汗症に治療薬 ボトックスの効能追加で承認取得

公開日時 2012/11/22 04:00

グラクソ・スミスクライン(GSK)は11月21日、ボトックス注用50単位、同100単位(成分名:A型ボツリヌス毒素)の効能・効果に「重度の原発性腋窩多汗症」を追加する承認を取得したと発表した。生活に影響が出るほどワキから過剰な汗が出る症状で、疾患としても十分な認知はされていないが、同適応に該当する患者は推定358万人いるという。この適応症を持つ治療薬は国内で初めて。

同剤は首が傾いたままになる痙性斜頸など従前の効能では、筋注だったが、この適応では脇の下に10数カ所の皮内注射により投与する。1回の注射で約4~9カ月、効果が続くという。

この適応症については、厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で医療上の必要性が高いと判断、10年5月、GSKは厚労省からの開発要請を受けて開発、11年12月に申請していた。

「局所多汗症」は厚労省の難治性疾患克服研究事業「研究奨励分野」に指定され、10年に研究班により診療ガイドラインが作られた。
 

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