帝人ファーマ 新社長に宇野専務取締役が昇格 4月1日
公開日時 2013/02/05 04:01
帝人ファーマは2月4日、新しい社長に宇野洋専務取締役(医薬事業本部長)を昇格させる人事を発表した。現社長の荒尾健太郎氏の社長就任は11年4月、16年度に向けた中長期ビジョンは12年度からスタートという中での交代の理由について帝人広報室は「帝人グループの戦略的人事」とだけ説明している。
宇野氏は、81年3月に日本獣医畜産大学(現 日本獣医生命科学大学)獣医学研究科修士課程を修了し、同年4月に帝人入社。08年に医薬開発部門長、09年に取締役に昇格し、11年に専務取締役医薬事業本部長に就任した。4月からは社長と医薬事業本部長を兼務する。帝人グループの専務執行役員、ヘルスケア事業グループ長にも就く。宮城県出身、55年9月生まれ、57歳。
現社長の荒尾氏は、帝人グループ専務執行役員を引き続き務め、マーケティング最高責任者兼BRICs担当に異動する。