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転職後の年収 MR職は平均4%アップ 若手で上昇率高く DODA調べ

公開日時 2013/02/14 04:01

転職サービスのDODA(デューダ)を運営するインテリジェンスはこのほど、転職前後の年収変動状況をまとめ、MR職では転職後の年収が平均4%アップしていることがわかった。これは2008年4月~12年9月にDODA転職支援サービスを利用して同職種に転職した人の年収から算出したもの。MR職の場合、MR→MRのほか、他法人営業→MRを含む。同社によると、11年前後に新製品の上市を見込んだMRの採用ニーズが急拡大して採用競争が過熱したため、転職前の年収を上回る金額で中途社員を採用する企業が目立ったという。

MR職などの転職前後の年収レポートはこちら

過去4年半のデータを見ると、25-39歳のMRの平均年収は、転職前が614万円だったものが転職後に639万円となり、25万円(4.1%)アップしていた。年代別では25-29歳で34万円増(6.8%増)、30-34歳で24万円増(3.9%増)、35-39歳で17万円増(2.3%増)――で、すべての年代で転職後に年収がアップしていた。

29歳までの若手MRで最も年収上昇率が高かったが、これは新薬上市に伴う増員や、がん領域などに特化した若手MRの採用ニーズが高かったことが主な要因となっている。また、年齢が高くなるにつれて同職種での転職前後の年収上昇率は緩やかになるが、これは転職を考える人が年収面よりも、マネジメント職への早期昇進のチャンスや、取り扱う製品の成長性など、仕事内容を重視して転職する人が多いためという。なお、新薬メーカーからCSOやジェネリックメーカーに転職する人も増えているようだ。

◎CRAは2.6%アップ、医療機器営業は3.5%アップ

そのほか、臨床開発(CRA)では、25-39歳の平均年収が、転職前582万円が転職後597万円に2.6%アップしているが、35-39歳では0.1%の減収だった。CRAは全体的に女性比率が高く、仕事と家庭を両立できる就業環境を重視する転職者が増えていることなどが背景要因だ。医療機器営業では、25-39歳の平均年収が、転職前608万円が転職後629万円に3.5%アップしているが、こちらも35-39歳では1.3%の減収となっていた。医療機器営業職では一般的に手当てやインセンティブの割合が高く、経験年数が上がるほどその比率が高まる傾向にあるという。インセンティブを含めると実際は年収アップのケースも多くあるとしている。

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