12年10~12月のGEシェア26.1% 7~9月から0.7ポイント増 GE薬協調べ
公開日時 2013/03/06 04:01
日本ジェネリック製薬協会(JGA)は3月5日、2012年度第3四半期(10~12月)のジェネリック医薬品のシェア分析結果を発表し、数量シェア(出荷数量)は第2四半期より0.7ポイント増の26.1%になったことを明らかにした。12年4月に実施された診療報酬などの医療費改定では、一般名処方に対する加算や、薬剤服用歴管理指導料の算定要件にジェネリックに関する情報提供を含めることなどが行われた。JGAは「12年4月のジェネリックの使用促進策がじわじわ効いてきているのではないか」とみている。
JGAが公表するジェネリックの数量シェアは、全医療用医薬品を分母に計算した数値となる。厚生労働省は現在、長期収載品とジェネリックによる市場(=後発品に置き換え可能な市場)を分母にしてジェネリックの数値目標を設定する方向で検討しており、JGAも、厚労省の新たな定義による数値の算出・公表を検討するとしている。
ジェネリック医薬品のシェア分析結果 |
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11年度全体 |
12年度(速報値) |
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第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
第4四半期 |
数量(%) |
23.3 |
25.3 |
25.4 |
26.1 |
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金額(%) |
9.6 |
10.3 |
10.5 |
10.7 |
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JGA調べ(一部IMSデータ使用)