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アステラス 骨格筋活性化剤の研究開発、商業化で米サイトキネティックスと提携 

公開日時 2013/06/27 05:01

アステラス製薬は6月26日、米サイトキネティックス社と骨格筋活性化剤の研究、開発、商業化に関する提携契約を締結したと発表した。骨格筋は全身に存在する筋肉のうち、意思によって運動を調節する筋肉のこと。加齢などで骨格筋が減弱すると、例えば少し散歩するだけで足が痛くなるなど、いろいろな疾患や症状を引き起こす。骨格筋活性化剤は骨格筋の減弱に関連する症状を改善する可能性があるという。アステラスは、「提携により、骨格筋疾患領域の新フロンティアを拓く」としている。

今回の提携によって、フェーズ1(P1)段階にある速筋トロポニン活性化剤(開発コード:CK-2127107)の有望な適応症の探索や共同開発、新規の速筋トロポニン活性化剤の探索、新規作用機序の骨格筋活性化に関する研究――などを行う。CK-2127107については、サイトキネティックス社が主にP1とP2準備を、アステラスは主にその後の開発、商業化を担当する。

アステラスは提携開始後2年間で契約一時金や研究開発費として4000万ドル超を支払う可能性がある。また、開発と売上の達成に応じたマイルストン4億5000万ドル超に加え、売上に応じたロイヤルティを支払う可能性がある。

サイトキネティックス社は、筋機能を調節する新規低分子治療薬の創製と開発に重点的に取り組むバイオ医薬品企業。CK-2127107のほか、P2段階に急性及び慢性心不全の治療薬や筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療薬を持つ。

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