【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

ミクス調査 薬局薬剤師7割が製薬企業の地域連携支援に期待 支援経験ありは半数以下

公開日時 2013/09/04 03:54

ミクス編集部は、ネグジット総研の協力により、保険薬局薬剤師200人に地域医療への関わりについてアンケート調査を行った。多くの薬剤師は超高齢化社会を受けて医療や介護の場が「施設完結型」から「地域包括型」へ転換していくものと予測しており、全体の85%が在宅医療への取り組みを前向きに考えていた。地域連携に参画していくうえで、73%の薬剤師が製薬企業に支援を期待していることがわかった。

 

地域医療の支援においてMRを含め製薬企業側に期待することとして、「患者や地域住民に役立つ情報や患者向け資材の提供」や「住民や介護・医療関係者を巻き込んだ講演会やイベント」などへのニーズが高かった。

 

一方、地域医療連携を具体的に進めるための医師、訪問看護師、ケアマネージャーなどとの多職種連携については、橋渡しとしての活動を望む声もあった。薬局薬剤師の役割が地域や多職種に認知され、地域連携に貢献していくために、MRなど製薬企業側が職種の間に入り、職種同士をつなげていく役割を期待していることが示唆された。

 

これまでに有益だった地域医療連携に対する製薬企業側の支援を聞いたところ、「特に無い」「わからない」が57%に上った。現時点では、地域医療連携や薬剤師の役割に着目する活動は少なかったが、「服薬困難な高齢者に対する服薬の工夫に関する情報提供」や「地区薬剤師会への支援」を評価する意見も散見され、地域における薬局薬剤師の役割が高まっていることを見据えて、接点を持つ企業が出始めていることがうかがえた。

 

この調査結果の詳細は、Monthlyミクス9月号の巻頭特集「地域医療で変わる保険薬局薬剤師の役割  多職種連携を次世代MRはサポートせよ!」に掲載した。こちら

プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
関連ファイル

関連するファイルはありません。

【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(2)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事

一緒に読みたい関連トピックス

記事はありません。
ボタン追加
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー