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新薬採用アンケート2013 採用トップはアミティーザ48.7% 初めて5割切る

公開日時 2013/09/30 03:52

ミクス編集部が行った2013年の新薬採用アンケートによると、直近1年間に病院が採用した新薬の採用トップは便秘症治療薬アミティーザ(一般名:ルビプロストン)で、回答病院の48.7%で採用された。ただ、2000年以降の採用率と比較したところ、採用トップ品目の採用率が初めて5割を切っており、全体的に低調な採用状況だった。

調査は、12年8月から13年5月に薬価収載された新薬56品目の採用の可否について全国1500病院の薬剤部に調査票を配布し、156施設から回答を得た。調査期間は7月19日から8月16日。

2位以降のランキングは、2位が糖尿病に用いるインスリントレシーバ(インスリンデグルデク)で48.1%、3位は降圧薬でARBとCa拮抗薬の配合剤アイミクス(イルベサルタン・アムロジピン)と前立腺がんのホルモン製剤ゴナックス(デガレリクス酢酸塩)で34.6%だった。

上位10品目の採用状況について昨年までと比較すると、例年であれば10位前後の品目は40%前後の採用率をキープしていたのに対して今回は20%台となっており、トップ品目のみならず全般的な採用率の低さが確認された。その背景には、ピーク時の投与患者数1万人以下と想定する希少疾患薬が25品目と半数弱を占めたほか、ピーク時の売上規模として150億超を見込む大型新薬12品目のうち類似薬のある後続品が10品目に上ったことなどが考えられた。

薬剤採用アンケートの詳細はMonthlyミクス10月号の巻頭特集「新薬の採用は病院機能とのマッチングで 個別化薬台頭で採用率は全品目50%割れ」に掲載した。

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