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MSDと杏林 新規抗アレルギー薬デスロラタジンを共同販売 1ブランド2チャネルで

公開日時 2014/11/28 03:50

MSDとキョーリン製薬ホールディングス(HD)は11月27日、MSDが開発中の抗アレルギー薬デスロラタジン(一般名)について、MSDとキョーリン製薬HD子会社の杏林製薬が日本で共同販売する契約を締結したと発表した。MSDが同剤を承認申請し、承認取得後は1ブランド2チャネルで展開する。杏林はMSDに契約一時金やマイルストーンを支払うが、具体的な金額は開示していない。

デスロラタジンを共同販売することで、MSDは早期の市場浸透を図る。杏林にとっては重点領域のひとつである呼吸器・耳鼻科領域の製品ラインナップの拡充となり、同領域でのプレゼンスの向上につなげる。MSDと杏林は気管支喘息やアレルギー性鼻炎に用いるロイコトリエン受容体拮抗薬モンテルカストナトリウム(一般名、国内製品名シングレア(MSD)/キプレス(杏林))でも共同販売している。

デスロラタジンは新規有効成分の第二世代ヒスタミンH1受容体拮抗薬。MSDが日本で、「アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎・皮膚そう痒症)に伴うそう痒」の適応症でフェーズ3試験を行っている。海外では製品名クラリネックスとして販売しており、MSD親会社の米メルクの公表資料によると、2013年の売上は2億3500万ドルとなっている。

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