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武田薬品 エチレングリコール・メタノール中毒用剤を発売

公開日時 2015/01/28 03:51

武田薬品は1月27日、エチレングリコール・メタノール中毒用剤ホメピゾール点滴静注1.5g「タケダ」(一般名:ホメピゾール)を発売したと発表した。エチレングリコール、メタノールは誤飲や自殺目的などで摂取される場合があり、毒性から中枢神経障害や腎不全などの中毒症状が生じ、死に至る場合もある。厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」が開発が必要と判断したが、日本には同製剤を持つ企業がなかったことから、開発企業を公募、武田が未承認薬等開発支援センターより助成を受けて開発した。日本での患者数は年間で合計数名から数十名程度という。

 
通常、ホメピゾールとして初回は15mg/kg、2回目から5回目は10mg/kg、6回目以降は15mg/kgを、12時間ごとに30分間以上かけて点滴静注する。
血液透析を併用する場合は、別に定める投与スケジュールに従い投与する。薬価は1.5g1瓶13万7893円。
 
この薬剤は、カナダのPaladin社が販売しているアルコール脱水素酵素阻害剤であり、海外では、エチレングリコール中毒、メタノール中毒の標準治療薬として使われている。11年5月に武田は、日本での独占的開発・販売権を獲得する契約を同社と締結し、14年9月に承認を取得していた。
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