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GSK・14年度通期決算 喘息・COPD治療配合薬の競争激化などで減収減益

公開日時 2015/02/24 03:50

グラクソ・スミスクラインは2014年通期業績(14年1~12月)が230億600万ポンド(ポンドベース前年比13%減)、営業利益35億9700万ポンド(同49%減)、純利益28億3100万ポンド(同50%減)の減収減益になったと発表した。アメリカでのプライマリケア領域、とりわけ喘息・COPD治療配合薬・セレタイド/アドエアが競争激化により安価な競合品にシェアを奪われたことなどが減収の主な要因。2014年通期の研究開発費は34億5000万ポンド(同12%減)。


セグメント別売上高は医療用医薬品事業が154億7800万ポンド(恒常為替レート前年比5%減、以下全て増減比は同様)、ワクチン事業が31億9200万ポンド(同1%減)、コンシューマーヘルスケア事業が43億3600万ポンド(同1%減)。なお、HIV関連製品のヴィ-ブヘルスケアは14億9800万ポンド(同15%増)。


主要な地域別売上高ではアメリカが73億4000万ポンド(同11%減)、ヨーロッパが64億1200万ポンド(同2%減)、新興市場が61億9300万ポンド(同4%増)、日本が16億800万ポンド(同3%減)。このうちの各地域の医療用医薬品およびワクチンの売上高はアメリカ49億8000万ポンド(同10%減)、ヨーロッパが40億3500万ポンド(同0%)、新興国市場が32億300万ポンド(同5%増)、日本が9億3700万ポンド(同1%増)。


◎日本市場 医療用薬2%増、ワクチン14%減


日本市場については、医療用医薬品が2%増の9億1000万ポンド、ワクチンが14%減の2700万ポンド。日本では主力である呼吸器領域で喘息・COPD治療配合薬・セレタイド/アドエアが前年比6%減の2億2800万ポンドだったことを始め、同領域全体が前年比2%減の4億7500万ポンドと苦戦を強いられたが、前立腺肥大症治療薬(5α還元酵素阻害薬)・アボダート(国内商品名・アボルブ)が前年比14%増の1億1400万ポンドと好調だった。


主な医療用医薬品とワクチンの製品別売上高は、セレタイド/アドエアが42億2900万ポンド(同15%減)、混合ワクチン・インファンリックス/ペディアリックスが8億2800万ポンド(同2%増)、アボダートが8億500万ポンド(同1%増)、抗HIV配合薬エピジコム/カイベクサが7億6800万ポンド(同8%増)、吸入ステロイド喘息治療薬フロベント/フリキソタイドが7億200万ポンド(同6%減)、気管支拡張薬ベントリン(国内商品名・ベネトリン)が6億6500万ポンド(同11%増)など。


 

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