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第2回「MRの意識調査」

公開日時 2015/03/20 12:00

ミクスOnline TV 第2回「MRの意識調査」

 

動画はyoutubeにリンクしています

 

mixonlineTV第2回

 

キャスター・望月

第2回のミクスOnlineTVでは、ミクス編集部が行った「MR意識調査2015年版」の調査結果をご紹介します。調査は、MR253人を対象にミクス編集部とケアネット社の協力で実施しました。地域包括ケア時代の到来を控え、MRさんに医療への貢献についての活動内容をたずねました。

 

1位は「研究会・講演会を通じた医師同士の連携構築」、2位は「地域の病院勤務医、開業医、薬剤師などへの情報メッセンジャーとしての役割」、3位は「疾患啓発に向けた取り組み」、4位は「研究会・講演会を通じた多職種連携」となりました。

 

もう一枚、調査結果をご紹介します。MRからみた医療現場が抱える課題についてです。こちらの第1位は「医師が診療で忙しい」、2位は「地域の他の医療機関と連携がうまくいっていない」などでした。沼田編集長、この結果をどうご覧になられますか。

 

 

解説・沼田編集長

2月にミクス編集部が行った医師調査では、医師の悩みは医療制度や患者の高齢化など、外部環境が中心になっていました。その点で今回のMR調査の結果をみると、トップが「医師の診療の忙しさ」をあげており、医師調査の結果とMR調査の結果に若干のギャップが生じているように見受けられます。

 

今回の調査結果では、MRも訪問規制で医師に会いにくくなっているとは言え、もっと医師のPain Pointを探るための取り組みが必要ではないでしょうか。これをサポートする本社側のツール開発なども求められそうです。

 

今回の調査結果ではMRの医師への面談時間も前年の2014年調査に比べて1分程度短縮し、5分程度という結果がでておりました。本社とMRが一体となって医師のインサイトを掴むような活動ツールの開発やマルチチャネルの活用などが求められそうです。

 

 

キャスター・望月

医師との1回あたりの面談時間が前年に比べて短縮傾向にあることは、昨今の病院の訪問規制などが影響しているのかもしれませんね。とはいえ地域包括ケア時代を迎えるに当たり、MR側も担当医が考える医療の姿にもっと肉薄し、地域医療をサポートするような取り組みが求められるのではないかと思います。

 

もうひとつデータを紹介したいと思います。MRさんの悩みや不安についてです。1位はGEの使用促進など市場環境の変化、2位はMRの存在価値、3位は訪問規制の突破方法となりました。沼田編集長、いかがでしょうか。

 

 

解説・沼田編集長

MRとしては、目の前の医師の行動や志向についての情報収集につとめ、次に情報を分析し、医師に見合ったアプローチの方法を考えるべきと思います。その点で言えば、医師側も医療制度改革のビヘイビアを強く感じている訳ですので、その中で医師が理想とする医療とは何か、どうすれば理想の医療像を実現できるのかを、一緒になって考えられるような環境整備の視点からのアプローチから取り組んでみるというのがよろしいかもしれません。

 

 

キャスター・望月

そうですよね。先月のこの番組でもお伝えしましたが、医師も医療環境の変化を強く感じていますので、むしろMRさん側から医師の理想とする医療像に迫ってみても良いかもしれませんね。

 

もう一つはMRだけでなく、本社のサポートが必要ということですね。その意味ではマルチチャネルの活用や医療ビッグデータの活用なども今後期待されるのではないでしょうか。

 

今日は、MRの意識調査に着目して番組をお届けしました。是非、日ごろの活動に活かしていただければ幸いです。また来月、この番組でお会いしましょう!

 

 

ミクスOnlineでは、毎月1回、ミクス編集部の取材をベースとした時局解説を動画で行います。

 

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