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田辺三菱 レミケードに「川崎病」の適応追加申請

公開日時 2015/05/19 03:50

 田辺三菱製薬は5月15日、関節リウマチなどに用いる生物製剤レミケード点滴静注用(一般名:インフリキシマブ)の効能・効果に、難病の川崎病を追加する承認申請を日本で行ったと発表した。治験では、免疫グロブリンなどの既存治療によっても熱が下がらない患者に対し、同剤を投与したところ、48時間以内の解熱効果が確認されたという。

川崎病は主に4歳以下の乳幼児にみられる原因不明の急性の発熱性疾患で、主要症状として5日以上続く発熱、両側眼球結膜の充血、口唇の紅潮などが挙げられ、冠動脈拡張や動脈瘤などの合併・後遺症を引き起こすことがある。患者数は1万3917人(2012年 日本川崎病研究センター調査)。既存治療で効果不十分な患者は、そのうちの数%程度という。

この適応追加は、田辺三菱が検討している中で、厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で必要性が指摘され、同省から開発要請を受けていたもの。

 

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