日本化薬 医薬事業本部長の鈴木氏が新社長に内定
公開日時 2015/05/25 03:51
日本化薬は5月22日、取締役専務執行役員で医薬事業本部長の鈴木政信氏が代表取締役社長・社長執行役員に内定したと発表した。社長交代の理由を同社は、2010年8月に就任した萬代晃社長の任期満了に伴い、新たな経営体制の下で2016年度からの次期中期経営計画を策定し、成長を図るためと説明している。萬代氏は相談役に退く。6月25日に開催予定の株主総会、取締役会を経て正式に決定する。
鈴木氏は1950年7月生まれ、64歳。1979年に東北大学大学院理学研究科化学第2専攻博士課程修了し、同年に日本化薬に入社。医薬事業本部創薬本部新薬創生部門長や医薬研究所長などを経て、08年に執行役員、09年に高崎工場長、10年に取締役常務執行役員医薬事業本部長に就任。14年に専務執行役員に昇格していた。
後任の医薬事業本部長(取締役常務執行役員)には、執行役員で医薬事業本部副事業本部長兼医薬開発本部長の南部静洋氏が異動する。