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ミクス医師調査 優れているMR 第一三共がトップに 上位10社に外資6社

公開日時 2016/02/01 03:52

ミクス編集部が毎年行っている医師が選んだ優れたMRのトップには、第一三共が輝いた。長年君臨した武田薬品から首位を奪取した。両社は例年ワンツーの関係にあるが、今回、第一三共MRに対するHP整形外科の評価が決め手になった。トップ10には外資6社がランクイン。日本イーライリリー(日本リリー)、日本ベーリンガーインゲルハイム(NBI)、アストラゼネカ(AZ)がトップ10外から飛び込んだ。

文末の関連ファイルから、優れているMRの所属企業ランキングの資料をダウンロードできます。2月3日まで無料公開、その後はプレミア会員限定コンテンツになります。

これは、ミクス編集部がエムスリー社の協力を得て行った「医師が求めるMR調査」によるもの(調査期間は2015年12月16日~25日)。一般内科、循環器、消化器、呼吸器、精神神経(心療内科含む)、整形外科の医師各科100人(GP/HP各50人ずつ)、計600人を対象に、総合的に見て「この製薬会社のMRは優れていると評価できる企業名」を3社まで回答してもらい、それを集計した。

HP、GP別では、第一三共はHPで、武田はGPでトップ。第一三共がトップとなったのはHP整形外科による高い評価が影響した。骨粗鬆症治療薬プラリアの情報提供活動からきたものとみられる。他方、GPトップの武田は、タケキャブにより消化器科の評価を得ただけでなく、ARBアジルバ、DPP-4阻害薬ネシーナに関する情報提供が他の診療科でも評価されたことが決め手となった。

トップ10内は、昨年と比べて外資が1社増えて6社となった。ファイザー(3位)、日本リリー(4位)、MSD(5位)、NBI(7位)、AZ(8位)、中外製薬(10位)。4位の日本リリーは前年11位からジャンプアップ。神神経科の支持が多い。7位のNBIは、特にGPの一般内科と呼吸器科での評価を伸ばし、前年11位から大きく順位を上げた。AZは消化器科、呼吸器科の評価の高さで前年15位から8位となった。この中でノバルティスファーマが9ランク落とし18位となった。一連の不祥事による悪印象によってランクダウンになったとみられる。

なお、今回の調査から、回答数確保のため対象診療科を「神経内科」から「精神神経科(心療内科含む)」に変更した。この変更に伴い、この領域に強みをもつ日本イーライリリー、大塚製薬、大日本住友製薬、ヤンセンファーマ、MeijiSeika ファルマについては順位を押し上げる形となっている。

※調査結果の詳細は本誌2月号特集に掲載した。こちら

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