ノバルティスファーマは4月4日、グラクソ・スミスクライン(GSK)からのオンコロジー事業の譲渡に伴う製品の移管について、3製品の製造販売承認を承継したと発表した。今回で全ての移管製品の製造販売承認の承継手続きが完了した。
その3製品は以下のとおりで、ノバルティスのパッケージでの流通開始は、 いずれも6月を予定する。
▽タイケルブ(一般名:ラパチニブトシル酸塩水和物)
効能・効果:HER2過剰発現が確認された手術不能又は再発乳癌
▽アラノンジー(一般名:ネララビン)
効能・効果:再発又は難治性のT細胞急性リンパ性白血病、再発又は難治性のT細胞リンパ芽球性リンパ腫
▽ゾフラン(一般名:オンダンセトロン塩酸塩水和物)
効能・効果:抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状
GSKからの製品承継については15年11月に▽ヴォトリエント(一般名:パゾパニブ塩酸塩)▽レボレード(一般名:エルトロンボパグ オラミン)▽アーゼラ(一般名:オファツムマブ遺伝子組み換え)--が実施されている。