クオールは５月25日、代表取締役社長COOへの昇格が内定している中村敬代表取締役副社長が、薬剤師等の派遣やCSOなどの事業会社を傘下に持つクオールSDホールディングス（HD）の代表取締役社長、傘下のアポプラスステーションの代表取締役会長を兼務する役員人事を発表した。前日の24日に同社は、クオールの代表取締役専務、クオールSDHDの代表取締役社長、アポプラスステーションの代表取締役CEOを務める高田龍三氏が辞任すると発表しており、それに対応する人事。

同社は、高田氏の辞任理由を「一身上の都合」とだけしか公表していない。高田氏は６月11日に辞任、退社する。中村氏は株主総会、取締役会を経て、クオール社長には６月22日、関連２社への役員には翌23日に就任する予定。

クオールの新取締役体制では、代表取締役は中村勝会長CEOと中村敬社長COOの２名とし、代表取締役専務は置かない予定となっている。