東和薬品は７月７日、今後の後発医薬品の需要増に伴う情報提供・安定供給体制を強化するため、大宮営業所（埼玉県さいたま市）と多摩営業所（東京都多摩市）の２営業所を新規開設し、それぞれ７月11日から業務を開始すると発表した。これにより同社営業所は68拠点となる。同社は2018年３月までに全国80営業所体制にする方針。

大宮営業所の業務担当地域は埼玉県全域となる。ＭＲ数は18人。これまでは代理店でカバーしており、18人のＭＲは全員、代理店を拠点にしていた。

多摩営業所は多摩市、八王子市、町田市など東京都多摩地域南部を担当する。ＭＲ数は８人。多摩地域はこれまで府中営業所と昭島営業所で担当していたが、多摩地域を東部、西部、南部に担当エリアを分け、多摩営業所が南部、府中営業所が東部（府中市、国分寺市、三鷹市など、ＭＲ数12人）、昭島営業所が西部（昭島市、奥多摩市など、ＭＲ数７人）――を担当する。なお、多摩地域はこれまでの２営業所体制で計27人のＭＲでカバーしていたため、今回の３営業所体制となっても多摩地域のＭＲ総数は変わらない。