日本アルトマークの調査によると、2016年６月時点で「後発医薬品調剤体制加算」（GE調剤体制加算）の届出薬局数は３万軒を下回り２万9975軒、４月の調剤報酬改定前の１月時点調査より4831軒減少した。届出がない薬局は２万8057薬局、5155軒増えた。４月の調剤報酬改定では、同加算の算定に必要なGE使用割合が、区分１（18点） が55％から65％へ、区分２（22点）は65％から75％に引き上げられており、算定要件の厳格化が影響した形だ。

調査は、６月時点の届出状況を厚生局に対し行ったもので、改定前の１月と比較した。その結果、区分２届出薬局は２万0470軒から１万1943軒と、8527軒減少。区分１届出薬局は１万4336軒から１万8032軒と、3696軒増えた。届出区分を下げたり、届出がなくなったりした、要件を満たせなくなった薬局は26.0％に上る。