セルジーン 末梢性T細胞リンパ腫治療薬ロミデプシンを国内承認申請
公開日時 2016/09/07 03:51
セルジーンは9月5日、再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫の治療薬としてロミデプシン(一般名)の承認申請を2日付で日本で行ったと発表した。希少疾病用医薬品に指定されており、優先して審査される。
同剤は、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤と呼ばれるもので、HDACの活性を阻害することで、抑えられていた遺伝子の働きを誘導し、がん細胞周期の停止や細胞死を招くことで、抗腫瘍効果が期待される。