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アステラス 申請中のクエチアピン徐放錠を販売委託 共和薬品と契約

公開日時 2017/02/28 03:50

アステラス製薬と共和薬品は2月27日、アステラスが双極性障害におけるうつ症状の改善の効能・効果で承認申請中のクエチアピンフマル酸塩徐放錠について、日本での流通、販売、プロモーションを共和に委託する契約を締結したと発表した。精神科領域はアステラスの重点領域ではなく、精神科領域に強い共和薬品が販売することで、同製品の価値を最大化できると両社が判断した。

同剤は2016年8月に申請された。承認後は、アステラスが製造販売権を持つ一方、共和は独占的に流通、販売、プロモーションを行う。実施すれば、共和はアステラスにロイヤリティを支払う。共和薬品は、後発医薬品(GE)メーカーの中では精神科領域でトップクラスのシェアを持つ。GEだけでなく、精神科領域を中心に新薬メーカーから長期収載品の販売移管等を戦略的に進め、製品拡充を図ってきている。今回販売委託を受けるのは新薬扱いになるとみられるが、共和としては製品拡充につながる。

クエチアピンフマル酸塩徐放錠の活性成分は、統合失調症に用いる非定型抗精神病薬セロクエル(製品名)と同じだが、申請しているものは適応症、用法用量が異なるため、医療事故の防止の観点から異なる製品名を検討しているという。なお、セロクエルは今後もアステラスが販売するとしている。

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