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ミクスMR意識調査 悩み・不安のトップに「MR不要論」 30代では4割超

公開日時 2017/03/01 03:52
ミクス編集部が行ったMR意識調査で、最も多い「悩みや不安」は「MR不要論」だった。「ジェネリックの使用促進など市場環境の変化」とともに回答率36%で同率トップ。世代別で見ると、悩み・不安に「MR不要論」を最も多く挙げたのが30代で40%を超えた。一定の実績を積み、誇りを持っているはずの30代だが、営業職でのキャリアアップ希望者も例年より低く、自身の仕事への誇りと将来への不安との間で揺れ動く姿が調査から浮かび上がった。
文末の「関連ファイル」に、MRの「悩みや不安」や「将来希望するキャリア上位5職種とその実現に必要なスキル上位5項目」の資料を掲載しました(3月1日のみ無料公開、その後はプレミア会員限定コンテンツになります)。
 
調査は1月6~7日、ケアネットの協力を得てCareNet.comに登録しているMRもしくはその上長(営業課長など)を対象にWebサイトで実施し、256人(男233人、女23人)から回答を得た。20代45人、30代93人、40代92人、50代以上26人で、内資系104人、外資系152人だった。
市場環境の変化とMRの存在価値は、例年「悩みや不安」の上位に挙がる。「MRの存在価値」は徐々に順位を上げ、昨年調査では最上位。今年は選択肢を「MR不要論」に代えて尋ねたが、市場環境の変化と同率でトップとなった。「MR不要論」に対する悩み・不安は特に30代と40代後半に多く、30代前半(30~34歳)は44%、30代後半(35~39歳)は41%、40代後半(45~49歳)は42%と、全体の36%を上回った。
 
30代は次期リーダー候補であり、昨年調査では、強い危機感を持ちながらもキャリア志向も明確だった。しかし、今回は「MR不要論」に加えて、売上等の目標へのプレッシャーを悩み・不安に挙げる者が、昨年とは打って変わって多かったのも特徴。昨年は30代前半は19%、30代後半は14%だっだか、今年は30代前半、後半とも29%にまで増えた。
その中で営業職としてキャリアアップを希望する割合は低くなり、30代前半で35%で昨年より12ポイント減、30代後半では46%で6ポイント減となった。他方、30代前半はマーケティング職への移籍希望が19%、30代後半はMSLへの移籍を希望する割合が15%と、いずれも他の世代と比べ最も多かった。
 
40代後半は、年齢面で営業職としてキャリアアップを図るのも難しい中で「MR不要論」が言われ、今後の自分のキャリアに強い不安を持っていることがうかがえた。
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