心臓血管外科 「使用感評価」の影響度合い第1位
公開日時 2017/06/30 00:00
株式会社アンテリオ執行役員事業開発部長佐藤暢章本稿ではノンプロモーション系情報チャネルに注目してきたが、同チャネルの内訳をみると、「患者の声」と並んで影響度合いが高いのが「使用感評価」である。薬剤は、必ずしも患者が治療効果を実感できる製品ばかりではなく、医師が臨床検査値コントロールの観点から薬剤の使い勝手を評価する場面も多い。今回は「使用感評価」の影響度合いが最も高かった心臓血管外科に注目し、どのような要素や情報ソースが医師の処方マインドに影響を与えているのかを「SOC」(ShareofChannels)を用いて検証する。心臓血管外科の情報チャネルの影響度合いは他の診療科と比較してどんな位置づけにあるのか?直近17年1月度データを用いて傾向の違いを確認したい(表1)。ノンプロモーション系情報...