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AZ 抗がん剤タグリッソ、適応追加申請 EGFR変異陽性非小細胞肺がんの1次治療で

公開日時 2017/11/28 03:51

アストラゼネカ(AZ)は11月27日、抗がん剤タグリッソ(一般名:オシメルチニブ)の効能・効果に「EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺がん」を追加する承認申請を日本で行ったと発表した。承認されれば、EGFR変異陽性非小細胞肺がんの1次治療で用いることを可能にする。

同剤は、EGFR感受性変異、EGFR T790M耐性変異の両方を阻害するように設計されている薬剤で、現在の承認適応は「EGFRチロシンキナーゼ阻害薬に抵抗性のEGFR T790M変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺がん」で、2次治療以降の治療薬として用いられている。今回の申請の元になったフェーズ3(FLAURA試験)では、無増悪生存期間(中央値)では現在の標準1次治療であるエルロチニブまたはゲフィチニブの投与群が10.2か月に対し、タグリッソ投与群は18.9か月と有意に延長した。

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