ミクス編集部が製薬企業65社を対象にまとめた「新薬パイプラインリスト18年１月改訂疾患別」によると、日本でフェーズ３（以下P3、P2/3含む）から承認申請中にある開発後期の品目数（＝プロジェクト数）は計430品目で、最多はがん領域の141品目だった。がん領域は全体の33％を占め、１年前の同調査に比べて２ポイント上昇した。がん領域に次いで開発後期品が多い疾患は、精神・神経系領域（40品目）、リウマチなどの免疫系疾患（31品目）、感染症と消化器系疾患（各20品目）――となった。文末の「関連ファイル」から、疾患別の開発パイプラインリストをダウンロードできます。がん領域のP3以降の開発後期品をがん腫別にみると、最多は血液がんの29品目（申請中４品目、P3が25品目）だった。申請中の４品目は▽抗腫瘍性...