薬剤の総量規制を予感させる流れ
公開日時 2018/01/31 00:00
【Promotionタイトル】《PART1》医師が求めるMR調査2018年版編集長沼田佳之今回の医師調査で特筆すべきことが幾つかある。まず医師側の薬剤に対する意識が変わった。これまでは医師の処方権が薬剤選択で最も優先される項目にあげられた。ところが患者の自己負担や高齢化に伴う複数診療科の受診は、明らかに医師の行動やマインドを揺さぶっている。意識の中で患者負担を増やさない薬剤選択の意識が芽生え始めている。むしろ薬価差で処方を増やした風習は遠い昔話となり、いまは医師自らが薬剤の総量規制を増強させる機運され感じられる。一方で薬剤情報もネットからの収集が主流となり、MRとWebとの差が縮まった。明らかに製薬企業のマーケットアクセスの手法に変化が求められる。ミクス編集部は毎年この時期に医師調査の結果を...