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武田薬品 子宮筋腫治療薬Relugolixを承認申請 1日1回の経口薬

公開日時 2018/03/01 03:51

武田薬品は2月28日、子宮筋腫に対する治療薬としてRelugolix(=一般名、開発コード「TAK-385」)を日本で承認申請したと発表した。1日1回の経口薬で、子宮筋腫の主要な症状である過多月経、疼痛を改善するとされている。

同剤は武田薬品が創製した。申請は、子宮筋腫を対象とした国内フェーズ3の結果に基づくもの。過多月経については、リュープロレリン酢酸塩を対照群とした「CCT-002試験」で評価し、主要評価項目である投与6から12週後までの月経時の出血量において、Relugolix群は対照群と比較して統計学的に非劣性であることが示された。疼痛については、プラセボを対照とた「3008試験」で、Relugolix投与群が統計学的に有意な疼痛症状の改善が示された。

同剤は、下垂体のGnRH受容体を阻害することにより、黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌を抑えて卵巣への作用を抑制。その結果、女性ホルモンであるエストロゲン、プロゲステロンが抑制されるため、過多月経、疼痛を改善することが期待されるという。ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)受容体拮抗薬と呼ばれている。

同剤は国内では前立腺がんを対象にしたフェーズ3が進行中。

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