有効性を強調するより、ターゲット先を治験先だと考えたら
公開日時 2018/05/31 00:00
海外文献サービス株式会社マーケティング監査人佐藤龍太郎Hi!患者さんの経過を、聞き取ってますか?昨年3月に、広告活動監視活動モニター事業の報告がありました。昨年の事例は、1.未承認の効能効果や用法用量を示した事例2.事実誤認の恐れのあるデータ加工を行った事例3.事実誤認の恐れのある表現を用いた事例4.信頼性の欠けるデータを用いた事例5.安全性を軽視した事例6.利益相反に関する事項を明記しなかった事例というもの。で、報告書の終わりに、「中には、MRが画面で説明するのみで、紙ベースの資料を配布しないなど、意図的に証拠を残さないよう情報提供を行っているのではないかと疑われるケースも散見された。」と言う記載が。また、「製薬企業の本社が不適切な広告・情報提供活動を把握しながら黙認しているのか、あるいは...