ライフサイエンス分野の“水先案内人”目指すべきＭＲは「＋α」のソリューション提供で貢献を日本製薬工業協会会長（第一三共株式会社代表取締役会長兼CEO）中山讓治氏「医薬品産業は、ライフサイエンス分野の“水先案内人”の役割を目指すべき」――。2018年５月に日本製薬工業協会（製薬協）の会長に就任した中山讓治会長（第一三共代表取締役会長兼CEO）はこう語る。医薬品産業を取り巻く環境変化は大きい。主戦場も、低分子医薬品からバイオ領域へと変化しつつある。18年４月に断行された薬価制度抜本改革など「暗い話」も多いが、「ライフサイエンスの力で明るい未来が創れるのではないか」と期待をみせる。バイオやITなど、破壊的イノベーションが産業を構造改革の引き金を引くなかで、医薬品産業が突破口となり、新たな産業創出に...