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アステラスとAZ 喘息・COPD薬シムビコートの契約満了 7月31日からAZ単独展開へ

公開日時 2019/01/18 03:51

アステラス製薬とアストラゼネカ(AZ)は1月17日、喘息・COPD治療薬シムビコート(一般名:ブデソニド/ホルモテロールフマル酸塩水和物)について、7月31日以降はAZが単独で流通・販売、情報提供活動を行うと発表した。2009年に締結した同剤の日本での販売及び共同販促に関する10年間の契約満了に伴うもの。アステラス広報部は本誌に、契約延長しなかった理由について、「協議内容は控えたい」とのみ話した。

シムビコートは吸入ステロイド薬(ICS)と長時間作動性β2刺激薬(LABA)を配合した吸入薬。AZが製造・開発を、アステラスが流通・販売を担当し、両社共同で販促活動している。7月30日をもってアステラスからAZに販売権を移管し、共同販促活動も終了する。

アステラスが手掛ける喘息やCOPDの医薬品はなくなる。呼吸器科では抗菌薬ジェニナックや抗真菌薬ファンガードをもって展開する。開発後期のパイプラインの多くも、がん、腎、免疫関連疾患が占め、喘息やCOPDに対する開発品はない。

AZはがん、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器の3つを重点領域に位置付けている。日本ではCOPDに対する治療薬として、LABA/長時間作用性抗コリン薬(LAMA)配合吸入薬「PT003」(開発コード、一般名:ホルモテロールフマル酸塩/グリコピロニウム)と、ICS/LABA/LAMAの3剤配合吸入薬「PT010」(同、ブデソニド/ホルモテロールフマル酸塩/グリコピロニウム)をそれぞれ承認申請している。

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