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セルジーン 骨髄異形成症候群治療薬としてレナリドミドを国内申請

公開日時 2009/11/05 04:00

セルジーン日本法人は11月4日、血液がんの一種で予後が悪い骨髄異形成症候群の貧血治療薬としてレナリドミドを厚生労働省に承認申請したと発表した。同剤はサリドマイドの誘導体で、6月には「再発又は難治性の多発性骨髄腫」の治療薬として承認申請している。

今回の申請で承認を求めた適応は「5番染色体長腕部異常を伴う」患者に対するもので、同社の資料によると、日本の推定患者数は131人程度。主症状に貧血があり、輸血療法が行われているが、頻回の貧血で鉄過剰症のおそれや感染症のリスクにさらされることから、新しい治療法が求められていた。この適応症では13ヵ国で承認されている。

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