スタンフォード大学での研究によって、ダイエット開始に先駆けて体重測定の習慣を身につけた人はダイエット成功後にリバウンドしにくいことがわかった。（医療ジャーナリスト西村由美子）研究は250人の肥満女性被験者を２つのグループに分け、一方のグループには実験開始とともに食事と運動による減量指導を実施、つまりすぐにダイエットに取り組ませ、他方のグループに対しては実験開始後8週間は減量指導はいっさいせず、毎日の体重測定とその日に摂った食事のカロリー計算だけを実施したもの。この最初の8週間が経過した後に、２つのグループには同じ減量プログラムが課され、結果として両グループはほぼ同じだけの減量に成功したところで実験は終了した。2つのグループは、減量プログラム終了後1年が経過してからのフォローアップ調査の結果に...