富山化学 売上予想100億引き下げ、76億円の赤字に転落

公開日時 2007/03/18 23:00
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富山化学工業は3月16日、07年3月期通期業績予想について、連結売上高を26
3億円から164億円に、99億円引き下げるなど大幅に下方修正した。期初から一
度も変更していなかったのが一転、期末直前での大幅修正。

期初92億円を見込んでいた技術料収入は、T-817MA(アルツハイマー病)の導
出が来期にずれ込み、ニュータイプのキノロン系合成抗菌剤T-3811(ガレノキ
サシン)の国内申請に伴いアステラス製薬から受け取った20億円にとどまった。
「T-817MAの交渉が決裂したわけではない」としている。

一方、T-3811の海外向け原薬供給で期初に18億円強の売上を見込んでいたが、
原薬供給が来期にずれ込んだ。海外導出先のシェリング・プラウが06年2月に
米国で、5月に欧州で申請したが、8月に米国での申請を取り下げた経緯があ
る。「シェリング・プラウが再申請する予定に変更はないが、時期は不透明」
という。こうした結果、期初見込みより90億円(72億円+18億円)のマイナス
影響が出た。

「来期は売上高300億円(うち技術料収入150億円超)、経常利益50億円超にな
ると見込まれる」と話している。米国でフェーズ1を開始した高病原性のH5N1
型を含む抗インフルエンザウイルス薬T-705も導出候補だが、「来期になるか
は未定」としている。

●〔07年3月期連結業績予想(前回=期初予想)〕
売上高  164億円(263億円)
経常損益 △68億円(2億円)
純損益  △76億円(3億円)

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