不眠を訴える患者 入眠障害が66.2%でトップ 医師は生活習慣改善を指導

公開日時 2012/04/10 04:02
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受診する不眠患者さんの主訴外来受診時に不眠を訴える患者のうち、最も多い不眠のタイプは入眠障害で全体の66.2%を占めることが分かった。不眠への対応では、医師の多くが生活習慣の改善を促す指導を行っていた。処方を伴うケースでは、マイスリーなど副作用の少ない薬剤を投与し、生活習慣の改善とともに指導していた。医師限定コミュニティーサイト「MedPeer」(会員医師数4万3000人)のポスティング調査から明らかになったもの。2858人の医師(勤務医=1891人、開業医=441人、その他=526人)から回答を得た。


生活習慣病と不眠は密接な関係があり、糖尿病患者の50%、高血圧患者の47.9%に不眠を合併することがある。このため日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2009」でも、生活習慣の修正を徹底する文言が明記され、特に患者の睡眠時間と睡眠の質の確保が盛り込まれている。


調査結果によると、不眠のタイプとしては、入眠障害が66.2%と最も高く、次いで中途覚醒が18.70%、熟眠障害が7.30%、早期覚醒2.40%、悪夢0.30%となった。


不眠のタイプを診療科別にみると、入眠障害は一般内科が39.6%、その他が60.4%。中途覚醒は一般内科が37.6%、その他が62.4%。熟眠障害は一般内科が35.6%、その他が64.4%。早朝覚醒は一般内科が32.9%、その他が67.1%となり、総じて不眠を訴える患者の3~4割が一般内科を受診していることが分かった。


◎薬剤選択は副作用の少なさが条件 生活習慣の改善と共に指導


医師側の対応についてみると、入眠障害を訴える患者に対しては、昼寝をしない、適度に運動をする、就寝前にパソコンやテレビを見ない、夜更かしをしない、など生活のリズムを重視した生活習慣の改善を指導していた。また、処方薬の選択に際しては、副作用の少ないマイスリーなどで対応するケースが複数回答あり、患者の満足度も高いとのコメントもみられた。その他の薬剤として、アモバンやハルシオンなどがあがった。


中途覚醒を訴える患者への対応では、目覚め時の疲労感や寝たりなさなどを訴える高齢の患者が多いことから、人間としての睡眠パターンを説明し、副作用の少ない薬剤を投与している実態が浮かび上がった。薬剤としては、マイスリー、レンドルミン、ロヒプノールなどが見られた。

 

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