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英NICE最終ガイダンス案 リバーロキサバンをPE、DVT予防で使用を推奨

公開日時 2013/04/30 05:01

英国立医療機能評価機構(NICE)は4月17日、独バイエルヘルスケア社のファクターXa阻害剤Xarelto(リバーロキサバン)について、肺塞栓症(PE)の治療薬および急性PE後の深部静脈塞栓症(DVT)の予防薬として、英国民保健サービス(NHS)での使用を推奨する最終ガイダンス案を発表した。

NICEは、同剤を推奨した理由として、評価委員会が、同剤について最も妥当な増分費用対効果比(ICER)を1QALY当たり1万7900ポンドから2万2900ポンドと見込み、費用対効果の高い治療法と結論付けた。

また、Xareltoは、3カ月、6カ月、12カ月のいずれの治療期間においても、抗凝固薬ヘパリンやビタミンK拮抗剤ワルファリンと比較して、ICERにおいて優位だったことが示されたとした。さらに、ワルファリン投与のようにモニタリングを必要としないことや他薬剤や食物との相互作用が少ないことをベネフィットとして指摘した。

リバーロキサバンの薬価は、15mg錠および20mg錠ともに2.10ポンド(英国ナショナルフォーミュラリー65版)。平均的薬剤費は、3カ月235.86ポンド、6カ月427.61ポンド、12カ月811.13ポンド。

同最終案に対する意見は、2013年5月3日まで募集している。NICEはその後、最終案を確定する計画だ。

なお、NICEは、英文名称を、2013年4月1日から、従来のNational Institute for Health and Clinical ExcellenceからNational Institute for Health and Care Excellenceに変更した。

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