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米国発 カフェイン依存に医療保険適用

公開日時 2013/07/09 05:02

通勤途上でグランデサイズのコーヒーを買うのが毎朝の習慣、という人は日本にも少なくないのではないだろうか。ランチタイムにも同じサイズのコーヒーを買い、午後の会議で出されたコーヒーも飲む。日常的な光景だ。この程度でカフェイン中毒を気にする人は多くない。カフェイン依存派意識されにくく、それに気づかされるのは、こうした習慣をやめようと思った瞬間からだからである。


カフェイン依存から脱却しようとするときにみられる典型的な症状は頭痛だ。頭が痛くて仕事に集中できない、と感じる。これが2日から9日程度は継続すると言われている。激しい頭痛を避けるためには,2週間から4週間程度の時間をかけて徐々にカフェインをやめるのがよいというのが医師のアドバイスだ。


最近、米国ではカフェイン依存症の克服に精神科の診療を受けることがすすめられており、カフェイン摂取をやめる(大幅に減らす)と24時間以内に以下の5つの禁断症状のうちの3つまでを経験するという場合には、カフェイン依存から脱却するために医療保険の適用を受けて精神科の治療を受けることができる。5つのカフェイン禁断症状とは(1)頭痛、(2)疲労感あるいはめまい、(3)気分が落ち込む、イライラする、(4)集中力の低下、(5)吐き気や筋肉痛などの風邪様の症状。


カフェインの禁断症状としては、このほか顔のほてり、不眠、不整脈、あるいは落ち着きがなくなったり不安にとらわれたり、思考にとりとめがなくなったり、話にまとまりがなくなったりする,など、さまざまな症状が出現する。こうした禁断症状は、通常、カフェインの摂取をやめて12時間くらいで出現し、24時間あたりでピークに達するが、そのままカフェイン・フリーの生活を続けると、1週間程度で消失する。


 

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