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英語力が必要とされる転職求人 5割強も高止まり 専門性や業務遂行力など重視

公開日時 2013/07/24 05:00

転職サービス「DODA」を運営するインテリジェンスはこのほど、英語力が必要とされる求人割合が5割を超えるものの2011年をピークに横這いで推移し、企業が英語力以外のスキルも重視する傾向にあるとの調査結果をまとめた。これは製薬に限らず全職種による調査結果。同社によると最近は、英語力最重視の考え方から、職種の専門性、仕事の進め方に関する力、人と関わる力が重視されるようになっている。同社は、「英語力が評価にプラスであることに変わりはないが、英語力だけが武器になる時代ではなくなっている」と分析している。

同社は05年1月~13年5月の約20万件の求人情報から、企業が求める英語力について調査した。簡単な読み書きや会話ができる初級レベル(TOEICテスト500点以下)の求人は、05年の4.2%から年々増加して10年には50%を超え、11年には58.9%とピークに達した。12年は56.3%、13年5月末現在では55.6%で、近年は50%台で推移している。ビジネスで商談・交渉ができる上級レベル(同800点以上)についても05年の1.0%から11年の28.6%まで上昇したものの、13年5月末現在では26.9%だった。

同社によると、企業の英語力に対する考え方にも変化が見られ、11年頃までは「まずは英語力のある人を」と英語力最重視の企業が多かったが、最近では、英語力は入社後の研修や自主学習でも身につくという考え方が広まっているという。最近の求人ニーズは、職種の専門性のほか、能力の伸長に時間のかかる▽現状分析力▽課題特定力▽計画立案力▽業務遂行力▽変化対応力――といった仕事の進め方や、▽マネジメント力▽外部コントロール力――といった人と関わる力を重視する傾向にあるとしている。
 

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