キラキラネーム 医師の約6割「医療に支障をきたす可能性がある」
公開日時 2013/10/07 03:50
医師専用会員制サイト「MedPeer」を運営するメドピアはこのほど、記述、読みが難しい「キラキラネーム」が医療現場に与える影響について会員医師に調査し、その結果概要を発表した。3310人から回答が寄せられ、それによると、59.7%は「医療に支障をきたす可能性がある」と指摘した。
具体的な影響としては、「救急で電子カルテに記載しようとしても、警備兼事務職員が『まだ登録できていないので入力はもう少し後でお願いします』という事態があった」など、名前や性別の確認に手間取り救急救命にも影響が出かねないとの指摘は複数あった。「患者の名前を間違えて呼ぶと、自分だとわかっているのにわざと返事をしない親子もいる」などの声もあり、間違えたことがトラブルになった経験のある医師も複数いた。
影響があまりないとした回答では、カルテにはカタカナ表記がある、外国人や高齢者の旧漢字などもあり、病院側のシステムの工夫も必要という意見もあった。