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DPC69病院の脂質異常症治療 処方患者数でクレストール首位 MDV調べ

公開日時 2014/02/20 03:52

メディカル・データ・ビジョン(MDV)がこのほどまとめたDPC69病院の脂質異常症治療実態調査では、2013年にクレストールが処方患者数ベースでトップシェアになったことがわかった。クレストールは処方患者数が右肩上がりに推移し、直近のシェア(上位5製品の集計)は31%となった。これまでトップシェアだったリピトールは、11年末の後発医薬品(GE)の登場もあり、シェア30%と僅差ながら2位に後退した。

 

調査期間は11年12月~13年11月。この期間中の診療データが揃う69病院を対象とし、脂質異常症薬上位5製品の処方患者数を四半期ごとに集計し、シェアの推移を見た。

 

11年12月~12年2月はリピトールが33%でシェアトップだったが、直近の13年9~11月には30%へ低下した。クレストールは一貫して処方患者数が増加し、13年6~8月にリピトールを抜いて首位に立つと、直近の13年9~11月はシェア31%となった。MDVによると、リピトールからのGE製品への置き換え率は、11年12月~12年2月が2%、12年9~11月が5%、13年9~11月が8%――と緩やかな上昇が確認された。GE製品の処方内訳では、沢井製薬とエルメッドエーザイの製品が2強となっている。

 

◎GE製品ないリバロ、ゼチーアはシェア微増

 

クレストール、リピトール以外の3製剤のシェアを見ると、13年9月~11月ではメバロチンが14%、リバロが16%、ゼチーアが9%だった。リバロとゼチーアは特許期間中の製品で、両剤とも11年12月~12年2月と比べてシェアが微増している。

 

(記事中に掲載している図は下の関連ファイルからPDF形式でダウンロードいただけます。)

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