持田 16年度までの中計策定 抗うつ薬レクサプロ、降圧薬アテレック群の成長注力
公開日時 2014/04/02 03:50
持田製薬4月1日、14年度~16年度までの中期経営計画を発表した。策定したと発表した。3月に承認となったCa拮抗薬アテレックとARBバルサルタンとの降圧配合剤アテディオの売上拡大に加え、抗うつ薬レクサプロ(SSRI)の成長に注力することなどより、16年度売上高は、1年前に発表した15年度目標と比べ、60億円増の1100億円(後発品は100億円以上)、営業利益は5億円増の160億円を目指す。
同社は引き続き、循環器、産婦人科、皮膚科、救急、精神科の重点領域にリソースを集中し、全てをカバーできるMRの育成、展開を図る。開発品のうち、潰瘍性大腸炎治療薬「MD-0901」(メサラジン製剤)、レクサプロの社会不安性障害の効能追加、子宮内膜症治療薬ディナゲストの子宮腺筋症の効能追加については中計期間中の承認取得を目指す。MR750人体制は維持する方針。
16年度経営目標数値(連結)
売上高1100億円(15年度目標1040億円)
営業利益160億円(同155億円)
研究開発費160億円(同145億円)
社員1人当り生産性6000万円以上(同5700万円以上)